先週のMOVIDA SCHOOL、僕はシンガポールに出張していたのですが、過去ログを見ながらまとめてみます。
講師をお願いしたのはキープレイヤーズの高野さんでした。
新卒入社はインテリジェンスでその後独立してキープレイヤーズを設立。
クラウドワークス、MUGENUPといったスタートアップの社外取締役やアドバイザーなども務めてています。
高野さんには「採用できる会社とは?」というテーマでお話いただきました。

会社のステージに適した採用

人を採用するときに職種とかもあると思うが、会社のステージによっても違う。
スタートアップ直後と成長しているときとでは欲しい人材は違うはず。
かつて新卒で入社したインテリジェンスの社長も採用にかなりの時間を使っており30%くらいを充てていたと聞いた。
採用は経営者にとって非常に大事な仕事なので、人と会うことが採用に繋がってくる以上、これを疎かにしてはいけない。

基本は営業と同じ

採用活動のベースになるところは実は営業活動と同じ。
採用する前提でどれくらいの人数と会っているかが大事で、結局は量×質で決まるので。
質をいきなり上げることはなかなか出来ないので結局、たくさん会うことが大事になってくる。
どういう能力を持っている人、過去の職歴などできるだけ多様な人と会うこと。

具体的な人物像をイメージすること

友達に誰かを紹介してもらうとしても具体的にどんな人材が欲しいのかを伝えないと、誰もいい人を紹介することはできない。
創業者によく言われるのは「高野さんのいいと思う人で!」というのがあるが、一応プロなのでそれを相手の要望に会うように探してきているが、友達にお願いするのであれば具体的に言わないと難しいはず。

会社のブランディングは大事

紹介以外に媒体を使ったり、最近ではソーシャル系のリクルーティングツールもあるが、こういったものを使う場合でも、そもそも知られていなければ応募すらしてもらえない。
実際にサービスをリリースする前にはステルスで活動するということもあるであろうが、自分たちがナニモノであるのかを前向きに発信して知られるようなブランディング活動を経営者自らが行うことは大事である。
結局知られてないと誰も応募してこない。
プレスリリースなどで話題を作って世の中で知ってもらうことも大切。

企業HPも採用ツールの一つ

スタートアップ直後は企業HPになかなか手がまわらないこともあるが、実はここも大事な入り口である。
どんな人材を欲しいと思っているのか、具体的に必要な能力などを記載しておこう。
また、中にどんな人が働いているのかを見せるのも有効で、具体的に仲間になる人の顔が見えたほうが応募もしやすくなる。
HPがかっこいい会社にはやはりいい人が面接エントリしていると思う。

多様な口説き文句

どんなことをやりたいのかを熱く語ることは当然に必要。
メガベンチャーに就職するくらいなら、一緒にメガベンチャーを作ろうぜとか。
例えば大企業にいるような人を口説く場合には常識を越えるような考え方でいかないとダメ。
理屈で考えたらスタートアップに飛び込むリスクが大きすぎるので「今決めなきゃいつまでたっても決められないよ。決断するなら今直ぐにやろうぜ!」くらい理屈で考えさせない勢いも大切。

ソーシャルメディアの活用

ソーシャルメディアで見つけるパターンもある。
facebookやtwitter、ブログなどを通じて個人の考え方や、価値観などを知ることも可能になったので、これらで調査してアプローチすることもできる。
例えば、とある経営者は実際に起業する前の段階でCTOとなる人とtwitterを通じて知り合っており、当時発注して仕事をお願いした経緯から、実際に起業するときに一緒にやろうということにつながっていたりするケースもある。

面接で聞くことは事前に考える

どんな人材が欲しいのかを考えるということは、欲しい人材をスクリーニングする質問を事前にリスト化しておくことも必要だ。
例えば、複数の人間で面接のプロセスを進めるのであれば、2人目以降はそれ以前に面接した内容を共有しておくことで、深彫りしてチェックしたいところが明確になる。

面接では起業家が自分の想いを伝えることも大事で、何を大切にしていて、どういう価値観なのかを語る必要がある。
一方で、言いたいことが溢れてきて相手の質問にストレートに答えていなかったりすることがあるので気をつけよう。
相手がどういう事に興味があるのか、知りたいのかをカウンセリングする。

面接の出会いを大事にする。

面接ではその時はタイミングがあわなくても、1年後にジョインするといったこともある。
欲しい人であれば定期的にコンタクトして進捗を報告するというようなことも効果がある。
4半期に1回くらいで会っていれば、ときには相手の状況が変わっていて、転職を考えていることだってありうるのでそういうチャンスを逃さないように。
食事をしたりして、仕事以外の話もすると、人間関係も出来てくるので、長期的な関係を築くことも意味がある。

将来のキャリアプランについて考えてあげる

面接時点で必ずすべきはお金の話と今後の展開について。
お金の話は後々の火種になりうるので必ずしておいたほうがいい。
現状と将来設計についても事前に摺り合わせて経営者として将来のキャリアプランを考えてあげることは、採用される人にとって安心感をあたえることになる。

一緒にやりたいと思わせること

よくビジョンが大事という話があるが、手段と目的が入れ替わってしまうケースだってありうるので、要は刺さるメッセージが出せるかというのが大事。
スタートアップに入る人はわくわくすることがしたいと思っているので、要は何であれ経営者のメッセージが刺さって一緒にやりたいと思ってもらわなければならない。
ビジョンすらツール的に使ってしまっても構わないので、大きな志・夢・目標をかかげて人を惹きつけるようにすることだ。


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