先週のMOVIDA SCHOOLはCNETの岩本記者でした。
スタートアップ系の記事を掲載する媒体も最近は増えてきていますが、その中でも老舗であるCNETでほぼ唯一のスタートアップ・インターネット界隈をカバーする記者として活躍されています。
岩本さんに「スタートアップにとってのメディアのつきあいかた」というテーマでお話しいただきました。

自身の取材スタイル

プレスリリースの事実情報だけではないことを書くことを意識していて、リリースの内容以外をきちんと取材してから書くようにしている。
とはいえ、物理的制約もあるので全てはできないので、面談できないときは電話やfbチャットで補完したりもしている。
起業家の想いを含めて伝えたいと考えているので、直接会うことを記事を書くにあたって大事にしている。

メディアはどんなネタを求めているのか?

まず媒体によって違うということを理解しよう。
日刊・週刊・月刊によっても違うし、ビジネス誌、業界誌によってもそれぞれ違う。
それを認識しておくことが大事で、週間・月刊は特集記事、日刊はやはり速報的な話を掲載するといったことを理解していれば、それぞれへのアプローチの仕方も異なることはわかるだろう。

知名度低いスタートアップがリリース窓口に送っても取り上げられるのはそもそも難しい。
スタートアップをカバレッジしてる記者は少ない。
リリースだけでは1日に大量に来るので埋もれてしまう。
その中からピックアップしてもらうためにはコミュニケーションが大事である。

意識すべき6つのこと

必ず意識して置かなければならないことを挙げる

  1. 媒体ごとでなく記者ごとに記事を見る
  2. 自分のサービス・製品に誰が興味を持ってくれるのかを知ることは大事。
    興味を持ってくれる人でないと良い記事を書いてもらうことは難しい。
    どんな読者層をもっているのかも意識する。

  3. 事前のコミュニケーションを心がける
  4. リソースは有限なので、記者が忙しいタイミングで明日リリースしますと言われても物理的に書くことはできない。
    例えばリリース数日前に連絡するなどして、事前に取材してもらってリリース日に合わせて記事を書くのに余裕を持ってもらえるようにすべき。

  5. コンタクトは知人の紹介がベスト
  6. 飛び込みで取材リクエストを受けることもあるが、知り合いや一度取材した人を優先するので、できるだけ紹介でつながるようにしよう。

  7. でも、接点なければソーシャルメディア使ってもいい
  8. Web系の記者はfacebookやtwitterをたいてい使っているので、上手くアプローチすれば全くダメなやり方ではない。

  9. スケジュールはなるべく自分たちでコントロールする
  10. きっちり自分たちで舵取できるようなコミュニケーションを心がける。
    事前に情報を提供するからこそ、いつのタイミングで掲載されるかということがコントロール可能になる。

  11. メディアに乗ることはゴールにしない
  12. 当たり前であるが、トラフィック集めても継続的にアクセスしてもらえるサービスでないとダメ。
    ユーザーにとって良いサービスを作ることが第一であるということを心がけてほしい。

メディアは上手く使えばいいと思う。
メディアも世の中にいいものを伝えたいと思っているので、ただ闇雲に露出したいという思いでやっても意味がないということを意識してほしい。

刺さるプレスリリースの書き方4か条

  1. 5W1H、データは正確に
  2. 市場や自社の優位性を客観的な数字で説明する。
    グラフや写真も有効なので上手く使う。
    URL・社名・役職・問い合わせ先も忘れずに。
    大げさな形容詞(世界初とか画期的とか)は客観的に見て正しいのか考えて。

  3. コンパクトにまとめる
  4. プリントして1〜2枚程度にまとめる。
    Wordでリリースを送るの気をつけるべきで、たまに修正履歴が残ってたりして、提携のリリースだと交渉過程が分かってしまったりすることも。
    PDFでもコピペできるPDFのほうが良いときもある(最悪コピペできるのがミソ)。

  5. プレスキットを用意する
  6. この資料だけあれば記事になるようにプレスリリース・画像などをまとめておくのが大事。
    デモサイト・デモアカウントも事前に伝えるのも有効。

  7. メールのタイトルやタイミングにも配慮する
  8. 1日3桁のプレスリリースが配信されてたりする。
    「プレスリリースを送ります」とかのタイトルとかは絶対ダメ。
    メールタイトルに社名・サービス名は最低でも入れて分かるようにする。
    どの時間帯にリリースを書いて欲しいかという掲載タイミングによって送るタイミングも配慮しよう。
    Web媒体の場合は朝と夕方がPVも多く読まれているので、その時間帯に掲載されるように意識する。



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