s.schoolにリニューアルした第1回目は、元mixiのCTOで現在East Ventures共同パートナーを務める衛藤バタラさんでした。
バタラさんはインドネシアから日本に留学していた学生時代、当時のイー・マーキュリー/現在のmixiにインターンとしてJoinし、日本最大級のSNSとなったmixiを1人で開発した生みの親としても有名です。

mixi時代について

小6くらいからプログラミングをしていて、高校生の頃には父親の知人経営者のWebサイトを作ったりしていた。
日本に留学に来た時、転職情報サイトFind Job!でエンジニアの仕事を見つけてお金を稼いでいた。
そのFind Job!を運営するイー・マーキュリーにインターンとして参加、就職するよりは自分で作りたいものを作りたいと考え、そのまま入社した。

当時Friendsterというソーシャル・ネットワーキングサービスが海外で流行っていて、日本向に開発したのがmixiで国内最大級のSNSへと成長した。
mixiの最大の特徴は日記で、今では当たり前だが自分の生み出したコンテンツが自分の知っている一部の人にしか表示されないというコンセプトはmixiが一番最初にやった。
当時のmixiが新しかったのは、Yahooなどがやっていた限られた情報から自分で選んでいく1:nの見せ方ではなく、友達を作っていくだけで自分にカスタマイズされていくというn:nの見せ方をしたこと。

コミュニティサービスの運営で一番気をつけなくてはいけないことは、コミュニティが荒れない設計にすること。
mixiも招待制にしたことでコミュニティの質が担保されるようになったが、オークションに招待コードが出回ったりしたため、1人1台が一般的な携帯電話のメールアドレスで登録させた。
コミュニティの質を維持しないと新規登録者の離脱率が上がってしまう。
招待制のデメリットは、例え広告で認知してもらっても招待してもらえないとサービスに登録できず、ユーザー獲得数がなかなか一気に増やすことができないこと。
一方で大きいメリットは、コミュニティの質を保持できることと離脱率を下げられることだ。
悪さをするユーザーをブロックしやすくなり、コミュニティが荒れ難くなる。
また、つながっている人がいない状態だとSNSはコンテンツがないのだが、招待制にすることでつながりが最初から存在しコンテンツが存在している状態でサービスに参加できるのもメリット。

Technologyはあくまでもツール

Technology自体が好きで、技術を極める事に夢中な人がいる。
しかしスタートアップをやる上で重要なのは、とにかくプロダクト重視でありTechnologyはあくまでもツールの1つという認識をもつことだ。
なんでmixiはPerlだったのかと良く聞かれるが、たまたまそれを選んだだけ。
スタートアップはプロダクトにコミットするべきで、正直ツールはなんでも良い。

エンジニア社長と非エンジニア社長

エンジニア社長の場合、チーム作りに戸惑う人をよく見かける。
会社がグロースしていく過程で必ずチームが必要になるが、今まで何でも一人で出来ていたので、実際どのような人を最初に採用したらいいかに戸惑ってしまうケースが有る。
グロースする上で効率化を目指し相手を信頼してタスクを分担し、CEOとして何にコミットするべきかを見極めていく必要がある。
一方で、エンジニア社長ではない場合はCTOや他のメンバーに自分の価値を認めてもらうことが必須だ。
影響力があったり、人を巻き込む力があってチーム作りが強かったりなど、何か他のメンバーが補えないコアバリューを保持していることが重要だ。
そのCEOがいなくても成り立つようでは務まらない。

エンジニアの採用のコツ

エンジニアにとっては興味を持てるかどうかが大切。
給料よりも、そこにいることで具体的にどんな経験値を積む事ができて、技術者としてどう成長できるのかということを意識していたりする。
例えば、その専門分野で自分の尊敬できるエンジニアがいるかどうかなど。
mixi時代も技術のメーリングリストに参加してその分野の著名な人をヘッドハントしていた。
今はGitHubがあるのでやりやすくなっている。

アジアや海外に進出するにはどうするべきか

まずは英語でやること。
そして日本スタンダードで考えてはいけない。
国によってインフラ環境に差があるので現地の環境に合わせ、ユーザーのストレスを軽減するべきだ。


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