先週のs.schoolは、BEENOS技術戦略室室長の加藤さんでした。
加藤さんは、東京大学を卒業後、アトランティスを共同創業し、CTOとして月間数百億PVのアドネットワークを構築、その後ネットプライス(現BEENOS)にJOINしています。
加藤さんには『起業と成長』というテーマでお話頂きました。

起業することで得られるもの

起業すると所属している組織では難しい問題解決への別のアプローチが可能になる。
自分の仕事を自分で選択できるので、やりたいことのみを仕事にできる。
大企業に比べ自分でやらなけれなばいけない担当範囲が増え、成長の土台になる。
当たり前だが経営感覚が身につくので、お金の大切さ・社員への心配りが大事なことに気付く。

また、起業すると自分の市場価値が曝け出され常に意識するようになる。
持っているスキルと持たなければいけないスキルが明確になり、自分を見つめなおすいい機会になる。
会社の中でしか競争ができないため会社の内部で自分のスキルを最適化してしまいがちであるが、社外にはもっと優秀な人が沢山いることを意識して、学び続けることが必要だ。
起業するとなんでもやらなければいけないため、オールラウンダーになりがちであるが、『ここは負けない』という分野を持つことが重要。

ビジョンを大切にする

会社が成長して創業メンバー以外の人材が増えてくると、メンバー間で越えられない壁が多々生まれてくる。
スタートアップをやっていると予算や戦略など色々と変わってくることが多いが、創業時のビジョンは大事で変わらないものだ。
自分たちが掲げているビジョンに従って各人が行動していくことが大切で、ビジョンに共感しないのであれば優秀なエンジニアであっても採用は見送る方がいい。

サービスが安定してくると余裕出てきたと錯覚し、流行の事業に目移りしたり、無意味な横展開をしてしまいがちだ。
スタートアップは小さい会社であり、リソースも限られている。やらないことを決めるのは難しいが、やること1つに集中しなければ勝てない。

多様性を受け入れる社風を作る

創業メンバー以外のメンバーが増えてくると、会社で働く目的や意識、価値観も多様化してくる。
多様性を受け入れることも必要だ。
人は十人十色なので摩擦も起こるが、結果を出せば不問のような柔軟な姿勢が求められる。

そのためにコミュニケーションはもちろん大事だが、それ以上に各人が集中して作業できる時間も大切。
他人を認め合える社風・関係値を作らなければならなくて、営業と開発が対立とかしている暇はない。

採用で気をつけること

採用したら、簡単に辞めさせられないということを意識するべきだ。
本当に必要な人材だけを絞って採らないといけない。
自分の場合は技術者の採用をアトランティスでもBeenosでも担っていたが、少しでも迷ったら採らないと決めている。
エンジニアを採用するときは、その場でお題を与えてホワイトボードにコードを書いてもらったりもしている。
このときに色々なやり取りが発生したりするが、それが実際に仕事をやるときのシュミレーションとなり効果的だと感じている。

まとめ

今回話した内容は、当たり前のことばかり。
当たり前のことを後回しにせず、当たり前にできる決断力が非常に重要だと思う。
何のために起業したのかを忘れないで欲しい。
世の中に伝えたい想いを常に持ち続けて欲しい。
起業は成長するチャンス。
「チャンスは貯金できない」by Beenos社長 佐藤輝英さん


佐藤輝さんの言葉ですが、「チャンスは貯金できない」というのはまさにそうだなと思いました。
なんでも出来るようにならなければならないと意識することが逆に中途半端になる可能性があり、尖った部分を持つべきだというのもエンジニア視点ならではなポイントと感じました。


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