ちょうど去年の年末から「PC Web終焉の始まり」ってタイトルのネタで書こうと思っていたら、タイミングよくこんなエントリーが(笑)

モバイルファーストは間違いだったのか « うめのんブログ.

これに呼応して@fshin2000さんも

F’s Garage @fshin2000 :モバイルファーストが失敗なハズはないが、今はまだ時期尚早.

僕はどちらかというと、今年がまさに転換期でPCでのサービスをやるとしてもプロトタイプとして位置づけ、スマホを中心とするモバイルデバイスでユーザー体験が解決するようにサービス開発をすべき、もう一つのポイントとしてandroid版から開発すべきと考えています。

僕らみたいにネットのサービスに日々触れていて、昼間PCに向かっている時でもインターネットを使っている人っていうのは、実はごくごく一部であって、業界ではない人と会話するとやはり皆スマホから色んなサービスを”スキマ時間”に使っているんだなーということを実感します。
世の中が大きなトレンドの中で、どっちに向かっていくのかを意識しながらサービスを作るというのは非常に重要で、特にGlobalではどうなのか?日本ではどうなのか?ということを考えるのが大切です。
常々思うのが、3GだけじゃなくてLTEがこれだけ快適に使える、しかもスマホユーザーが過半以上を占めるようになってきている(つまりはEarly Adapterではない一般的なユーザーも使っている)東京という都市からスタートできるAdvantageを徹底的に活かすべきだよなということ。

面白いスライドを見つけたのでここで共有。
まずは世界全体でどれくらいインターネット人口がいるのか?という話と、市場の成熟度の話。

約20億人で世界人口全体の約3分の1であると。

でも、世界のお金はトップ30%で持ってるんだよねということで、実は残り3分の2があるからまだまだ成長する!というのではなく、あなたが思っているより意外に成熟してるかもよって指摘しています。

そのなかで何がトレンドかというとやはりモバイルデバイスで

PCの販売台数の伸びは完全に止まっていて、スマホ・タブレットといったモバイルデバイスが台数ベースでもPCとほぼ同じくらいになってます。

Globalで見ると、まだまだ大半の人がスマホ以外を使ってますね。
間のスライドにありますが先進国では50%くらいに普及したので、今後の伸びは鈍化するが、注目は中国であると。

中国だけで世界全体の25%というのもスゴイ!

かいつまんで引用しようと思ったけど、キリがないと思ったので残りはリンク先を見て頂ければと思うのですが、定量的なデータで皆がモバイルで日常生活でやっていることを行なうようになってきているというのを示しています。
ビジネスモデルとしての広告についても他のメディアとの比較で見ると、そのスクリーンの大きさから同じような露出効果を狙うものではなく、ロケーションベースのターゲット広告がまさに始まったところだということが指摘されています。

アプリのビジネスモデルについてもフリーミアムで大半がゲームからというデータが出ているのですが、このへんはApp Annieが発表した内容では昨年10月に日本がGoogle Playの課金でUSを抜いて世界1位になったという記事もあるように、急速に日本で伸びています。

これは課金慣れした日本のユーザーがスマホシフトして課金サービスを使い始めたということではないかな?と思います。

auさんがやっているスマートパスも好調のようで昨年11月の段階で300万人を超えたという記事もありました。

結局のところ、PCと比較してモバイルデバイス、特にスマホは常に携帯しているデバイスなのでここからネットサービスを使えるのであれば、そこから使うのは自然なことであり、これまでも苦労しながらモバイルコマースで買い物をしていた人たちがスマホで便利になれば、当然そっちにシフトするんだと思うのです。
ところが現時点ではスマホ自体の動作が鈍かったり、決済の手段としてカード番号を入力するのが面倒だったり、いくつかの理由があって使ってないという人もいる気がします。
このあたりは時間の問題で解決されるので、どう考えてもモバイルを中心にサービスを設計しないとヤバいタイミングっていうのは、もうすぐそばに来ているのではないかと。
このような時代が不可逆に変化していくタイミングで素早く対応して算入するからこそスタートアップにチャンスがあるはずと感じます。
どのくらいのスピードでモバイルファーストでユーザーが獲得できるのか?ということは確かに指摘されている問題はあるんでしょうが、本質的には不便でもユーザーが使いたくなるサービスを作るということであって、使ってもらえる機会が多いはずのモバイルデバイスでやらない手はない、特に日本という絶好の環境においてはなおさらなんじゃないかなと。

鍵は決済のところかなと思うんですが、僕らが支援するところには積極的に「モバイルデバイス、特にスマホで体験が完結するようにサービスを設計し、androidアプリからリリースせよ」と奨励していきます。
今後、PCだけでサービスを考えているようなところは支援しないかもw

【追記1】
何でandroidか書いてなかった。単純にユーザーフィードバックのiterationがやりにくいからです。Appleの承認なしにリリースができないとユーザーフィードバックに基づいたiterationじゃなくってAppleとやってることになりかねず、これではなんなのか分からなくなるので。
他にも理由があるんだけど、書けないw

【追記2】
そうだ、Fabの創業者Jason Goldbergも”90 THINGS I’VE LEARNED FROM FOUNDING 4 TECHNOLOGY COMPANIES“というブログエントリの中で

The time to start thinking mobile first vs. web first was 6 months ago. At Fab, mobile is already 33% of our visits and sales and we just launched our mobile apps nearly a year ago. Very soon mobile (smartphones and tablets) will be a majority of the usage of Fab, and of your service.

って書いてましたね。
そんなのだいぶ前の議論だみたいに。

【追記3】
追記多すぎだw
PCと両方使う人の割合って言ってる人がいましたが、仕事ではPC、それ以外はモバイルデバイスというふうになるんじゃないか?という見方だったりします。
PCがなくなることはないと思うんですが、プライベートで使う端末の大半はモバイルデバイスにどんどんシフトするんじゃないかなーと。
普通の人にとっては家庭で使う端末がPCである必然性はそろそろなくなるように思います。



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