先週のMOVIDA SCHOOLは元ウノウ、ジンガジャパンで、ちょうど新会社コウゾウを起ち上げられたばかりの山田進太郎さんでした。
学生時代に楽天内定者として当時のベンチャーの急成長を経験し、その後シリコンバレー滞在を経て、自ら起業。
Web2.0ブームの時はその中心の1社して活躍、mixiがオープン化するトレンドの中でいち早くソーシャルゲームで成功しZyngaへのバイアウトされたという、ここ十数年の日本のインターネット業界の中心にほぼいたという経歴です。
山田さんに、自身の起業経験についてと二度目の起業にあたって考えていることについてお話頂きました。

楽天内定〜ウノウ起業

大学3年の時、創業直後でまだどベンチャーであった楽天に内定し、インターンとして働いていた。
その当時はまさしく楽天の急成長時期で、自分がいる間の1年間で1000店舗の加盟店獲得達成するなど、その時期に居合わせた経験は貴重であった。
自分自身は楽天オークションをゼロから起ち上げるのを経験させてもらい、サービス起ち上げをどうやるのかを学ぶことができた。
その後、内定は辞退し、自分で作りたいサービスということで後にぴあに売却することになった「映画生活」を自身でプログラミングもして起ち上げ。
この当時はWebサービスを作れる人が少なかったこともあり、受託案件をプロデューサーとしてやるだけで、それなりに稼ぐことも出来ていた。
当時の経験で、自分自身はコードを書くのは向いていないと気付いたが、エンジニア目線での開発プロセスを理解できたというのが後々に役立っている。
まだその頃は自分がインターネットのビジネスをやりたいのかどうかも分かっていなかったし、それ以外のこともやってみたかったし、とにかく海外に出たかった。
たまたまグリーンカードの抽選に当たったのでシリコンバレーにいくことに。
レストランビジネスの立ち上げをやろうということになったとき、パートナーとなる人に「開店直後はあなたもお店に出てやるのよね?」ということを言われたときにはっと気付いた。
自分は目の前にいる人のためにサービスをすることよりも、何千万・何億人の人にサービスを提供できる可能性を求めていること、そしてそれが出来るのはインターネットしかないということに。
どこで起ち上げるか?も自身がシリコンバレーにいても、日本の方が伝もあり地の利があると判断して、日本に帰国して、日本から世界に飛び出す事業をつくろうということで改めてウノウ株式会社を創業。
この時に初めて腹がくくれたので、人も雇うことにしたし、外部からの資金を受け入れることもした。

Zyngaへのバイアウト

ウノウ創業はサイバーエージェントの1号社員であった石川さんと一緒に。
渡米前に自身のサービス「映画生活」の事業譲渡について相談していたが、帰国して起業するにあたり彼自身も起業を考えていたので一緒にやることに。
最初に起ち上げたのはflickrからヒントを得て起ち上げたフォト蔵で、当時Web2.0ブームで話題になったが、結局Web2.0ではマネタイズは難しいってことだけが分かった。
Cerevoやgumiの創業に関わりながら、次のネタを考えていたときに、世界に持って行けるコンテンツとしてのゲームとモバイルで勝負することにして作ったのがまちつく!
ちょうどタイミングもよくmixiがオープン化されることになり、ソーシャルゲーム業界のいち早くトップボジションを獲ることができた。
世界に出ていきたいとウノウ創業のときから考えていたが、DeNAやGREEでさえ自社で出ていくことはなかなか出来ておらず欧米企業の買収しても思うように展開できていないのを見て、改めて相当に難しいことと思っていたところに、Zyngaから買収のオファーを受けた。
「会社の独立性を守るか」あるいは「他社の資本の中でも海外にチャレンジする」のいずれかを選択するという中での決断で、オファーを受け入れることに。自分としてはZyngaの配信能力があれば世界に出ていけるチャンスが有ると思った。

二度目の起業家として

現在、スマホ x コマースで新たにチャレンジしようということでコウゾウを起業した。
二度目の起業家として心がけていることがあり、それは「会社を大成功させるのがベンチャー経営者の最も重要な仕事である」ということ。
売上が一定規模に成長して経営も安定しているという企業があるが、自分は中途半端な中小企業をやっていてもしょうがないと考えていて、どうせやるからには急成長する事業を興すからこそベンチャーであり、外部のベンチャーキャピタルなどから資金調達するのだと思う。
もう一つが、経営者はどの方向に進むのかを決めるのが仕事であるので、「正しい方向性を定めることに集中する」ということ。
細かい仕事で経営者がやるべきこともあるが、それは出来る人を連れてくることで解決できるので、経営者にしかできないこと以外には極力、力を注がないようにするのが大事だと思う。

「ベンチャーは急成長を志向すべき!」というのは全くその通りで、そのためにやるべきことに集中しようというメッセージはSCHOOLに参加している起業家にも刺さったのではないかと思いました。
インターネットでサービスするからこそ、短期間に何千万人、何億人という人たちに価値を提供できる可能性があり、それが結果急成長を実現することになるよね、だからインターネットでやるんです、一気にやるために資金調達もVCからやるんです、というのも分かりやすい話だったと思います。


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